1/9のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 87)
馬鹿げた戦争が、ウクライナでもガザでもいつ果てるともなく継続
中で、どちらも戦う双方のリーダーが意欲的なのは、ここで何度も
言ってるように自分の身はとりあえず前線に置いてない安心感と、
負けるより勝った方が自分の業績としてはいい、ってことや、もし、
負けて敵に自国の陣地を占領された場合、最悪自分は殺されるかも
しれない、って感じてるせいなのだ。
なぜそう感じるか、って言うと、自分が勝った場合、できれば相手
のリーダーを殺したい、って自分が感じてるから、相手のリーダー
も同じに感じてるだろう、って感じるせいなのだ。
じゃ、なぜそういう感情になるのか、って言えば、相手を敵視し続
けるからで、戦争が続けば続くほど、自国民も相手国民への憎しみ
は強くなるわけで、実際、戦う双方の民間人相互の文化交流さえ、
中止されたりしてるわけで、双方のリーダーが戦争を始めなければ
仲良くできたこともできなくなる悪循環が起きるのだ。
しかもそれが長引けば長引くほど双方の怨恨は深まるのだから、な
んとしてでも戦争は早々に止めるのが賢明なのだ。
そんなこと言ったって、軍事侵略してきた方が悪いのだから、それ
に反撃して国を守ってるウクライナに非はない、って言う者は世界
じゅうに多くいるんだろうけど、国を守る、って言って国民をどん
どん平和な日常から遠ざけたり、死に追いやってるのはゼレンスキ
ー大統領でもあるのだ。
双方が正義を掲げて戦いあうのが戦争なのだから、一方のそれを支
持すること自体にも問題があるのであって、どんな正義であっても、
国民に死を強いる政策がいいわけはないのだ。
自分の正義を軍事力をバックに強引に主張するロシアのプ−チン大
統領も間違ってるし、負けない軍事力増強の支援を求めて反撃する
ゼレンスキー大統領も間違ってるのだ。
一方的な軍事力でガザを問答無用で制圧しようとしてるイスラエル
のネタニヤフ首相はそれ以上に間違ってるのだ。
とにかく、自国の論理で他国を敵視する政策はすべて間違ってるの
であって、米国も日本も西側諸国も間違ってるのだし、中国や北朝
鮮が敵視政策をしてると非難する自分の胸に手を置いて反省するの
がいいのだ、戦時中の国も支援する国もすべてのそのリーダーが。
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