1/2のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 86)
ウクライナでも、ガザでも、世界が一刻も早い和平を望んでいるの
に、そのリーダーたちは、決着が着くまで戦争を止めない、って言
って新年になっても、攻撃指令を出しては、この戦争は長く続くだ
ろう、などと呑気なことを言えてるのは多分、リーダーたち自身の
命は無事に済むと踏んでのことなのだ。
戦場では、半強制的に送られた双方の兵士たちが死に続けてて、そ
の家族の哀しみの輪は広がり続け、徴兵されそうな国民たちにはそ
れを怖れて国外へ出て行く者も多いようだけど、ウクライナでは、
成人男子は戦うことを強制されてるので、女性と子どもたちだけが
国外へ避難してる形になってるけど、本心で言えば、家族のだれも
が戦場に行って欲しくない、って感じるのが自然だろう。
自分の命を捧げて国のために戦うのは英雄だ、などと美辞麗句で、
若者たちを戦場に送って殺してるのは、プ−チン大統領だけでなく、
ゼレンスキー大統領もだし、ネタニヤフ首相などは、自国の若者の
命を危険に曝しながら、彼らにパレスチナ住民の虐殺を実行させて
るのだから、全くひどい情況が続いてるのだ。
そして、それを口先できれい事を言ってるだけで、結果その情況を
助長させてるのが、米国バイデン大統領であり、その手下の日本国
岸田首相なのだ。
ウクライナやガザの都市のインフラや住居の多くが瓦礫になり、な
おその破壊が続いてるのに、その戦争の継続をいろんな言い訳をつ
けて容認したり支持してる米国や日本の西側諸国は今、間違った政
策をしてるのであって、対岸の火だと思いながら手を打たずに、や
れ原材料の値上げで国内経済が困ったもんだ、などと言ってる場合
じゃないのだ。世界でそんな戦争が放置されれば、世界じゅうで、
貧困層の人々の命の危機が広がるのだから、国土を守るのは正義の
戦いなどと馬鹿げたことを本気にして支持してんじゃなく、米国を
代表とした他国のリーダーたちは戦う双方のリーダーに停戦交渉を
どんどん仕掛けるべきなのだ。それができない大統領や首相はもう
国民たちがその任を解かなくてはいけない。
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