8/21のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 67)
ゼレンスキ−大統領の熱心な要請活動の成果か、オランダとデンマーク
は、ウクライナへF16戦闘機の供与を決めたらしいけど、それの活用に
は年内いっぱいそれの使用訓練が必要で、ゼレンスキー大統領はまだま
だ来年以降も戦争を続けるつもりのようだ。
戦争は毎日進行形で続いてて、前線では双方の兵士が死に続けてるし、
都市部でも単発的のようだけど、民間住居が破壊されてはそこに住む家
族が犠牲になってたり、世界遺産の施設も破壊されてる。
壊滅的に破壊されてない都市はまだかなりあるし、そこに住む住民だっ
て自分の家が壊されたり家族が死ぬのは決ったわけじゃないし、それは
宝くじに当たるか交通事故に遭うぐらいのことに感じてる人も多いのか
もしれないのだけど、いつまでも戦争が続くならその確率はどんどん高
くなって行くのだ。
軍事侵攻したロシアは間違ってるのだし、それに反抗するウクライナは
正義の戦いをしてるのだ、って多くの人々は誇りは感じてるのかもしれ
ないけど、現実的に被害に遭った家族は悲惨だろう。
そして、この戦争は双方のリーダーが自国の勝利によって終わる、って
思いながら、すぐに止める意志を持たない限り、終わる見通しは立たず、
ウクライナ国土は焦土が広がり、人々も死に続けるだろう。
ゼレンスキー大統領は西側からの武器供与や戦闘機供与を受けて攻勢に
出れば、プ−チン大統領は降伏するだろう、って期待してるのだろうか。
もし、限定的だから大丈夫、ってプ−チン大統領が戦術核兵器を使用す
るかもしれない、とも感じてて賭けをするつもりなのだったら、それの
代償はウクライナ国民の惨劇、ってことになる。
プ−チン大統領は核兵器を使えない、って、もし、ゼレンスキー大統領
が思うなら、プ−チン大統領の究極の人道感覚を信頼してる、ってこと
なのだから、戦争をすぐ終結して、プ−チン大統領に腹を割った和平交
渉を持ちかけるのがいいはずなのだ。
とは言っても、戦争をしてる当人たちにはそれを止めにくい心理が思考
停止させてるのだから、日本(核兵器被爆国であり平和憲法を持つ国な
のだからその首相は一番率先するべき)を含めた第三国が仲裁にもっと
本気で努力すべきだ。
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