7/18のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 62)
ゼレンスキ−大統領は西側諸国主脳と会っては、武器をくれ、って言い
続け、すでに大量の戦車やミサイルを受け取ってても、まだまだ足りな
い、ロシアと同じレベルの量が必要だ、って言って戦争継続をしてるわ
けだけど、供給疲れも見える西側も、ウクライナの主張に反対を唱える
理由が見つからないのか、ずるずる供与を拡大して、西側が躊躇する戦
闘機の供与もありうるかもしれない情況の中、米国はとりあえず、クラ
スタ−爆弾を供与することにしてウクライナも受け入れたらしい。
攻撃は軍事施設だけだ、って言っては病院や民間集合住宅も攻撃してる
ロシアを批判してるウクライナも、より大量の人間に損傷を与える目的
の兵器使用をしたらロシアの非人道行為を批判できなくなるだろう。
戦争の始まりがロシアの加害によって始まったから、って理由でウクラ
イナは正当性をアピールし、世界の大部分はそれを容認してるんだけど、
一旦始まった戦争は、双方の軍事施設や兵器の破壊の仕合いであり、そ
にともなって双方の兵士の命の取り合いと、それに巻き込まれた周辺一
般住民の犠牲拡大、って連鎖になって行くわけで、戦争に正当性を主張
すること自体が現実的には馬鹿げた話なのだ。
ロシアはウクライナのダムを破壊して原発の冷却水供給不足の危険や、
現地の農作物へのダメージを引き起こしてるところへ、黒海でのウクラ
イナの農作物輸出のじゃまをすると主張した。
ロシアは、自分勝手な犯罪者のようにウクライナ国民が困るようなこと
を次々やってるわけだけど、戦争となれば、相手を降参させる目的があ
るわけで、ウクライナだってロシア兵の頭の上にドローンで攻撃したり
してるわけで、殺されたロシア兵やその家族にとってはウクライナ兵が
憎いのは同じなのだから、その戦場だけの視点で見れば、双方がどうや
って相手に甚大な被害を与えられるか、って考えるだけになってしまう
のが戦争の馬鹿げた部分で、そうやって、前述の一般住民の住居を壊し
たり、農作物の輸出をじゃますれば、難民の増大やら、その農産物で生
きてる国々に飢餓をもたらしたり、万一、原発が破壊されたり、戦争の
エスカレートで核兵器を使われたら、世界環境に甚大な被害ももたらす
わけだから、その可能性のある戦争そのものをとにかく止めることが最
優先なはずなのに、対岸の火だ、って安心してる政治家や、戦争やって
もらった方がありがたい、って思ってる軍事産業の連中の主張にわれわ
れは乗せられないように気をつけて反対して行くのがいいのだ。
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