きょうのしゅちょう
            文は田島薫

(がんの治し方、について


末期がんでもう何ヶ月かの命しかない、って医者から見放された患者がその後ずっ

と生き続けたり完治した、って言う話は何十年も前からあった一方、私の伯母夫妻

のように立続けにがんで入院して亡くなる人も多かったんだけど、今は治療に関す

情報などが広まってきてることもあってか治る人の話をより多く聞く。

私のおふくろもがんで7年前に亡くなったし、いとこも2年半前に亡くなったことに、

早くから病院の一般的がん治療に疑問を持ってた私がなんともしてやれなかった無

力感を引きずってるわけで、今でもがん治療の新しい情報などにはすぐに目が行く

んだけど、けっきょく、一般的がん治療の手術後の抗がん剤治療や放射線治療は、

がん細胞と一緒に周囲の正常な細胞もこわして免疫力を低下させる弊害がずっと残

ってるわけで、それを解決するがん細胞だけを消す治療法も出来てるんだけど、機

器や薬剤がわずかで金持ちしか払えない高額なもんばかりのようだ。

じゃ、貧乏人は治せないのか、って言うと、どんながんも3ヶ月で治せる、って断

言してる宗像久男さんって医者がいてYouTubeで講演してたんで検索を。

それの要旨は、3ヶ月間徹底してがん細胞のエサである糖質を断ち体を暖める、っ

てことが基本のよう。その上で蛋白質やカリウムなどの免疫細胞強化に必要な栄養

を取る、ってことを自宅でやるといいのだけど、病院に入院すると必ずブドウ糖を

点滴されるが、がん細胞を元気にさせる矛盾がある、って。症状が改善してる人は

入院してもみな医者にまかせっきりにしないで(医者には内緒にして)自分でも治

そうとした人だと。ちなみに私自身も、がんができてたりする可能性はいつでもあ

るわけだから、って前提での運動や食生活を続けてる気分もある。

医者が全員悪者、ってことではないし、熱心にがんばってる医者も多いはずなんだ

けど、限られた時間の中で次々と患者を診察治療しなければいけない彼らが万能な

はずはないわけで、古い治療情報による機材とたくさん売りたい抗がん剤などの儲

けを重視しちゃう製薬会社との関係もあって一番普及してる治療法をすぐに適応し

てしまう病院の傾向はよく認識しておいて、とりあえず必要悪(?)として緊急利

用にとどめるのがいいんじゃないかと私は思う。

ちなみに私の場合は50年以上健康診断も受けたことがないんで多分、そのお陰で何

の病気も発見されずに済んでるため病院に入院したことは一度もない。

とは言うものの歯医者は通院したことがあるし、鼻は悪くて一昨年の暮に鼻炎の治

療に2ヶ月ばかり薬を飲んだ時、薬局にあった血圧計を計ったところ170ぐらいあっ

たんであわてて血圧計を買ってストレッチなどにはげんだりしたら、110台に下が

ることもあって、けっこういい加減なもんだと思ってたら、こっちも、高血圧の基

準が降圧剤を売りたい製薬会社の圧力でWHOでも、2000年までの180から今や140

になり130になりつつあるらしいんで、毎日血圧計計るのはやめた。


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