思いつくまま、気の向くまま 文と写真は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせい、けっこう充実した日々だったようです。
フカラノマ
オリンピック、オリンピックとさわいでいるけど、たかが国際運動会じゃねぇーか、
とうそぶいていたのだが…
いざ、はじまってみると羽生宇野宮原坂本とフィギュアスケートがちょっと気になる。
気になるといえば、女子カーリング。このおもしろくもへんてこりんなスポーツは、
2006年トリノ五輪からやみつきになった。過去をふりかえるとやはりレジェンド
葛西。ラージヒルは見のがせない。もうひとつ女子ノーマルヒルの高梨紗羅。それか
らやや社会ネタになるが、南北朝鮮合同チームの女子アイスホッケー。そのあいだを
ぬってパシュート、スノーボードからも目がはなせない。おしまいの方にあらわれた
スピードスケートの女子マススタート。これこそ、おもしろくもへんてこりんなスポ
ーツであったが、高木菜那の頭脳プレーによる金メダルはおみごと。みごとといえば
最後のさいごに5−3で英国に勝ち銅メダルの快挙をなしとげた女子カーリング。あ
の10エンド、ラストシュートの石の動き、あれは天佑か神助か。
終わってみれば、たかが国際運動会とばかにしていた冬季オリンピックの予定表は、
マーキングでいっぱいになっていた。