モロッコへいってきた
シャウエン
モロッコの北東地中海にちかく、ティスーカ山とメッグ山の斜面にあるシャウエンという
街は1471年に建設された。1492年になるとスペインのキリスト教徒の迫害から逃
れてきたイスラム教徒により街は大きくなった。その後1920年にスペイン領となって
からは、イスラムの聖域として閉ざされていたために昔の姿をよく残している。
シャウエンは青の街として女性に人気がある。
山の斜面に広がる、白壁にアクセントのブルーで彩られている迷路は歩いていて楽しい。
おそらく一人で迷いこんだら二度と出てこられないような迷路の街も、観光地であると同
時に人の住む街である。
ここは、よその観光地とくらべて観光客相手の店もすくなく人の住む街の静寂がたもたれ
ている。われわれ日本人御一行様も青一色にいろどられた景色に目をみはり、つつましく
歓声をあげながら喧騒とかけはなれた迷路をお行儀よく歩いた。
迷路をたどっていくと階段で遊ぶ子どもたちに出会った。斜面に建つ街の宿命か、遊ぶ広
場をもたない子どもたちはなれきった異国の観光客に目もくれず、階段サッカーに夢中に
なっていた。
7/9 さぬがさんからコメントが届きました。
モロッコの旅/こんな言い方がいいのか迷うけれど
長いココア通信上で見たことのない色
青 水色 藍 紺碧 群青・・・・
多分にそんな仕分けなどどうでもよくて
とっさに目の前の彩色にシャッターを
押したのでしょう。
つい分析したがることなどすっ飛んで
何よりいい旅だったんだなと。
ぜひとも近々に。 |