モロッコへいってきた
写真は、明け方4時30分、日の出を待つベルベル人
日本の政情不安をしりめに、モロッコへ遊びに行ってきた。
成田から飛行機で実質15時間。トランジットの時間をふくめると18時間。
年寄りには、酷な旅であった。
それでもアフリカ大陸の北西の端に位置し、サハラ砂漠に接する未知の国はたのしかった。
モロッコは、1130年頃からいろいろな王朝が出来ては消え、出来ては消えという状態で
この地域を統治していたが、欧州列強の進出により1912年フランスの保護領となった。
1956年フランスより独立。ムハンマド5世、ハッサン2世、ムハンマド6世と世襲され、
その間にいくつかの国際紛争があったが大事にいたらずおだやかな二院制の立憲君主国がつ
づいている。
二院制の立憲君主国といっても国富の大半を国王一族と大富豪が持っている現状と、国民の
6割弱が税を納めていないという話しを聞くと、昔ながらの族長が支配する砂漠の民の国に
みえてしまう。
砂漠の民の国などと書くとなにやらエキゾチックな香りがしてくるかもしれないが、現実は、
毎日諸外国から飛行機は飛んでくるし、街に、街道に近代的なベンツの大型トラックが走っ
ている。
と、思わせぶりな書き出しで、これからのココ通を旅行記で楽にすごそうと思っているが、
旅程は見どころ満載、朝6時に起きて夜12時に寝るというハードな旅行をしてきたのです
っかり消耗してしまい、はたして書き続けられるかどうかはわからない。 |