10/23のしゅちょう
            文は田島薫

次にわれわれができることについて


衆議院選の結果、半数近くの国民が投票に行かず、自民党が過半数をとった、ってことで、

日本や日本国民はこれでいいのか、って私にはどうにも無力感がある。

私も安倍自民党の危険性をここでずっと訴えたりしてたんだけど、それによってそう思っ

てなかった国民の意識も変えられるような錯覚を持ってたのかもしれない。考えてみれば

ココ通の読者は元々私と同じような意識を持ってる人たちばかりのはずで、けっきょくコ

コ通は私個人の意識の確認や整理の意味しかなかったのだ。

それにしても、自分が感じてることは表現してないと、どんどん自分が自分でなくなって

行く気もするからやり続けるよりしょうがないんだけど、できるだけ効果的なメッセージ

活動といったもんを目指せたらそっちのがいいだろう。

首相官邸の首相宛にメールを送ったり、議員個人のブログに書き込んだことはあるんだけ

ど、そっちを徹底する、っていうのもいいのかもしれないし、地元選挙区の自民党議員個

人にメールで意見を伝えるのも効果的かも。

それと、自分の感じたり考えたりしてることは現実を直視したまっとうな意見である、っ

て私が考えてても、全く逆に、安倍自民党がまっとうである、って心から信じてる人も多

くいるわけだろうから、そういった人々の意識はどっから来るのか研究するのも大事かも

しれない。ひょっとすると、安倍首相は例えば、北朝鮮に危険な脅しをかけてばかりいる

ように見えるんだけど、実はそろそろ、落とし所を検討してて、ふいに米国に助言したり

金正恩と平和交渉の先頭に立った行動を起こすのかもしれない。

できればそういった兆しを感じさせてもらえて、いたずらに戦争ぼっ発などの悪い想像な

んか全くしないで済み、平和的未来を確信できるような信頼できる政策をして欲しい。

心から戦争を望んでる人間はいないはずで、いても消極的で、もしそうなったらそれは仕

方ないかも、それによってわが社の軍事関係産業に特大の利益が出るわけだし、それは日

本経済にとってもプラスだし、って考える人物がいるかもしれない、って程度だろう。

だれも、戦争は起こしたくない、って思ってても、ちょっとした油断のある政策がそれを

引き起こし結果が重大な惨事になる、ってことは近年の世界でも現在進行形なのだ。

今後の自民党の憲法改正の動きについても、最悪の結果も一応想定してわれわれはチェッ

クしたり意見発信したりして、最終の国民投票にも身を入れるのがいいだろう。




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