4/25のしゅちょう
            文は田島薫

どん底からの脱出法、について


この世の中、大変な苦労して子供養って働き詰めしてるとこ持って来て、瀕死の

重病になって体が絶不調の中、だましだまし借金かかえてパート仕事で食いつな

いでるとこへ大地震が起こり、ローンが残ってる住宅倒壊で住むとこもなくなっ

た、ってような人がいたとしたら、絶望感持ってもしかたないとこだろう。

そんな人に、ま、人生いろいろあるけど、なんとかなるから元気だしてがんばっ

てよ、なんて言ったら多分、うるせーな、って怒られちゃうだろう。

ま、だから、そういった甚大な状況の人は自分でなんとかしてもらう、ってこと

にして、これはここだけの話、ってことで、勝手に感じたことを。

言ってしまえば、どんなに絶望的に見える状況でも、当人が絶望しない限り希望

や可能性は無限大にあるはずで、それを追求したり実行したりする意識と実践が

あれば次第に状況は好転して行くようなのだ。

だって、どんな種類の不調にも、それを改善する最善方法はあって、それが自分

の理想とちょっと違ってたとしても、沈むばかりの方向より断然いいはずなのだ

し、どんどん状況が改善して行けば気がついた時にはほとんど理想と同じとこま

で来てることに気がつくこともあるわけで。

自分の理想と違ったらもう意味がない、ってすぐに思ったらそれはそこで終わり

なんだけど、で、そういった場合のことをたいてい人は絶望、って思うのだ。

私は自分の体の感覚でよく思うんだけど、体調が悪いな、って感じる時は食事の

量やバランスにより気をつけたり、酒を控えたり呼吸を整えたりして、不調が過

ぎ去るのを待ってると翌日にはけっこう快調になるわけで、その不調の時に自分

の信じる健康状況と違う、って絶望してやけ酒でも飲んだらだめなわけで。

だから、体調に限らず、なにかのもめ事のようなことが起きた場合も、よりよい

解決法が必ずある、って信じ考えるとか頼れる人に相談して、その最善の方法を

コツコツと積み上げて行けば物事が改善して行かないわけがないのだ。

なんだか少し自分の体調不良のためか、当り前のようなことを書いちゃいました。




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