9/28のしゅちょう
            文は田島薫

(健康の温故知新について)


世界のどっかでは今でも戦争が行われていて、平和なわが国でもそういった状況改善に

努力したい、ってよく言えば善意で安倍政権も今回の法案を強行採決したんだろうけど、

古今東西、平和より戦争の方が好きだ、って人間はそうはいないはずで、それでも行き

掛り上戦争が起ってしまうんであって、戦争はすべて悪だ、って基本をみんなが重視す

る世界だったら、敵視政策や軍事力強化競争などはやめられるはずなんだけど、今回の

安倍政権の政策は時代遅れの代物だったと言わざるおえないわけで、もう、われわれ国

民は、今後の選挙で自民党を下ろすのが一番、世界平和に貢献できるはずなのだ。

国の方にわれわれができることはひと休み、ってことなら、とりあえず、われわれや世

界の人々の健康について考えることにして、まず自分のそれ、ってことで。

ここんとこ、社会環境の悪化が原因とみられる殺人の他、有名人の病死や発病が続いて

るんだけど、それについても、シリアなどの紛争地でのISや米軍の空爆による膨大な死

者の数などから見たらのんびりしたもんかもしれないにしても、自分が死ぬようなこと

はできるだけ先にしたい、って思うのはしょうがないことだろう。

ま、世界平均寿命レベルで言えば、60才も過ぎればいつ死んでもけっこう長生きじゃね

〜の、ってことも言えるんだけど、わが国だと後20年ぐらいは長生きするのが普通のわ

けだし(とは言うものの大量薬づけでへろへろだったりベッドで寝たっきり、ってのも

入れてだからあんまり信用はできない)、ちょっと贅沢を言わせていただいて、生まれ

てから風邪以外の病気して病院行ったことのない私の健康の秘けつを(とは言うものの

病院で検査してないから本当は病気でそれに気づいてなくて、今後間もなく倒れて入院、

って可能性もゼロではないんだけど、その時はその時で)。

バランスのよい食事と適度の運動。おわり。

これだと簡単すぎるんで、もうちょっと言ってみると、これは私だけのやり方だから、

全部真似してもらわなくてもいいんだけど、

私が健康についての教科書にしてるのは、江戸時代の貝原益軒の書いた「養生訓」で、

人間の体を健康に保つための原理を総括しているのだ。それは病気の原因はあらゆる気

血の流れの滞りによるのだ、って、そのためには必要量の適切な栄養を取り、体をよく

動かす、ってことに尽きるわけなのだ。

それでも江戸時代などと現代では食事の内容が大分違ってて、蛋白質などが不足してて

老化が早まる傾向があるものの、野菜や雑穀を食べてよく働く人は長生きした。

現代の食事で問題は、過剰の肉食や合成添加物だ。これに無頓着な人はリスクが多くな

るのだ。テレビのグルメ番組なんか見てると、おいおい、そんな肉ばっか食って野菜食

わないと体がやばいぞ、って心配してるのだ。

添加物はたいていのものに入っていて現代人はそれを避けて食べるのが難しいんだけど

徹底して排除してる人も多くいて、それでも自然界でさえ有毒な組み合わせもあるんで

それだけで大丈夫とは言えないんだけど、できるだけ避けるに越したことはない。

で、中でもこりゃいかん、ってやつは、亜硝酸塩、ソルビン酸、これの入ってるものは

止めるかできるだけ少量にすることをお勧め。ほうれんそうは茹でて使わないと成分の

シュウ酸や硝酸が胆石をつくる危険があるのでご注意、っていったこととか、自分の病

気に関係ありそうなことは、ネットなどで調べて気をつけてみることもお勧め。

体を強化するのに必要な蛋白質と体の自然治癒力を強化するのに必要な野菜とってとに

かくいっぱい動いてれば、だれでも健康に長生きできることになってるのだ。




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