思いつくまま、気の向くまま 文と写真は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせー、淋し気な彼岸花見ていろんなこと想ってます。
松明花
彼岸花の季節である。
毎年彼岸花を敷きつめたような景色をみせる寺も、今年は天候不順のあおりか例年の
八割くらいしか咲いていない。
河川敷に咲き乱れていたコスモスも増水のせいで全滅してしまった。
今年は自然も政治もろくなことがない。むかしから悪いことは重なるようだ。
彼岸花をアップで写すと松明にみえる。「狐の松明」ともよばれるので間違いではな
いだろう。
タイマツとは燈火のことだが「松明をかかげる」という抗議の意味も持つ。
反戦ジャーナリスト「むのたけじ」氏の主宰する新聞も「たいまつ」といった。
「安倍暴政に抗議をする民衆がかかげるタイマツは彼岸花にしよう」と、提案したい
ところだが花言葉のなかに「あきらめ、悲しい思い出」とあるのでどうであろうか。