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2015年7月27日(月) 連載・おもしろい映画が見たい(33)


36℃前後の炎天下で野球をやってるのにテレビで見る限り選手たちはあまり汗もでてな

いようだし、そんなに暑そうな素振りも見せない。集中してるからなのか、普段炎天下

でのトレーニングでそういう体質になっているのか。

昨日の高校野球埼玉大会準決勝も、酷暑の大宮県営球場で行われた。しかも、おととい

の準々決勝に続く酷暑の中の連戦だ。

注目は前試合で我が母校破ってくれた憎き浦和学院と、ノーマークでアレヨアレヨと言

う間に勝ち上がってきた県立白岡高校の一戦だ。

白岡は東部地区の目立たぬ学校で、今までもコレといった成績は残していない。しかし、

ここの監督はかつて野球の名門上尾高校を率いた、優勝はしなかったが2度県大会決勝

戦まできた経験を持つ。その監督を慕って集まった選手もいるという。

白岡が他校とちょっと違う所は、エースが2人いるのだ。もちろん実際は背番号1が正エ

ースだが、ここでは背番号7の選手も実力的に同格エースなのだ。監督はその日の調子

で使い分けてる感じだ。

準決勝の先発は背番号7の谷中投手だったが、何と彼はおとといの試合も完投ではない

が殆ど投げているのだ。プロでは中4日休養で文句を言う投手がいるのに、連投はいく

ら高校生が若いといっても無謀な登板だと思った。

しかし彼は投げ抜いた、誰しもが今回甲子園出場はここと思っていた浦和学院を4-1で

下した。

決勝は明日、相手は優勝候補2番手の花崎徳栄高校だ。下馬評では徳栄有利だが。

白岡の監督はどっちのエースを先発させるのか。

天気予報では、球場周辺は久し振りに太陽が雲に隠れるようだ。


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