ミケもグロッキー
週末、猛暑が少し和らいだ夕方、近所のスーパーへ水類の補充に出かけた途中の稲
荷神社となりの家、狭い庭にはねこさんたちの姿が見えない。奥の家のアプローチ
からそこの奥さんが顔出してこっちへ歩いて来たんで、ねこさんが見えないと言う
と、暑いからみんなどっか行っちゃったけど、って言いながら私のいる道路まで下
りて来て、道路をなんとなく歩いて行くんでついてくと、となりの家のガレージ、
この間グレーが寝転んだと同じ場所の車の下にミケの尻が見えた。
いやいやあちーのなんのって、まいったね〜、も〜、ふ〜らふらでさ、なんだか、
ぼ〜っとしながらここにたどり着いたんだよね、ここへ着いてさ、すこ〜し涼し〜
気がしたんだよね、だってごはんもらってるあっちは、あち〜風がどんどん吹いて
んだからこまったもんだ、そりゃ、ごはん食ってる時はがまんすっけどさ、腹減っ
て死ぬか、暑くって死ぬかどっちか、ってことんなって、腹減った上に暑く、って
死ぬより、とりあえずごはん食っとこー、って必死に食ってから、無我夢中でここ
来たんだよね、ほかのみんなはけっこー早めにごはん食ってさっさとどっか涼し〜
とこ行っちゃったらしいんだけど、ごはん残すのがきらいなわたいは気がつくと気
が遠〜くなってきてあぶなかった〜、でも、ま〜、よかったね〜、むにゃむにゃ |