2014年9月1日(月) 連載・進撃のレッズ (7)
2006年にリーグ戦優勝した我が浦和レッズ、その年のさいたまダービーは2連勝だった。
先週、埼スタに4万以上の観客を集めたダービーも4-0で勝利、これで首位をキープする
と共に本年のみかかとのさいたまダービーマッチは2連勝となった。
で、レッズサポーターの間には『2連勝した年はリーグ戦優勝だぁ』という期待感がモ
リモリ盛り上がってきている。
しかし、2006年のレッズの選手を見てみると豪華だ。まず、得点王になった大砲ワシ
ントン、天才小野伸二、現日本代表主将の長谷部、その他先発主力選手は闘莉王、阿部、
啓太、暢久、平川、ポンテ、堀之内、永井、達也など今年と比べ物にならない質と量と
厚みがあり、そして監督はあのギド・ブッフバルトだった。
2014年の浦和レッズには大砲も天才もいないが、守護神のGK西川がいる。今年は彼に
おんぶに抱っこでここまで来た。そしてお調子者の槙野も良い、彼のお陰で選手全体の
ムードが例年になく明るい。監督ミシャも持病の腰痛を我慢して、腰に手を当て毎回ピ
ッチサイドギリギリまで来て必死に指示を出している。
あと12試合もある、手堅く乗り切っていけるか。後ろから僅差で鳥栖、鹿島、川崎がレ
ッズの足を払おうと追っかけてきている。
優勝の二文字がちらついてきた進撃のレッズ、頑張れレッズ。 |