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2014年5月19日(月)  連載・やっぱり春はアート鑑賞だな(12)


やはり、外を歩いていて少し汗ばむ位が良い。今頃が調度そんな時期か。

ネックウォーマーのお陰で、この冬は全然風邪を引かなかった。しかし、すっかり暖か

くなり外した途端風邪を引いた。ネックウォーマーに頼り切って、喉周辺の寒さに対す

る抵抗力が無くなっていたのだろう。

先日、テレビでモンゴル人の冬の牧畜生活を映していた。マイナス20度を越える野外で、

楽しそうに普通に仕事をしていた。驚いたのは彼らは何時も、ダウンジャケットとその

下のシャツの胸元をぱかっと開けていることだ。馬に乗っている時も、首の下の方が丸

見えなのだ。

彼らは寒さから首を守るのでなく、首を晒して鍛えて顔面と同じ寒さに負けない部分に

してしまった。

今年の冬は首を鍛えてやる、ネックウォーマーは全部廃棄だ。モンゴル人と同じように

寒風の中、胸元の第一ボタンは当然のようオープン、粋だね。

瑛九の作品が日経新聞に載っていた。彼は戦後、旧浦和市の本太にアトリエを構え前衛

的な創作活動をした。彼を慕う多くの若いアーティストが浦和を訪れた、その中には池

田満寿夫や真鍋博やカメラマンの細江英公やデザイナーの早川良雄などもいた。

彼の作品は一見なんだか分からない前衛、尚且つそのジャンルが広い。戦後すぐに瑛九

は戦中の抑圧を断ち切るように、浦和でたくさんの作品を造った。

6月中頃まで宇都宮の栃木県立美術館で企画展をやっている、近々行こうと思う。

ここ2週間ぐらい 風邪をぶり返したようで微熱(36.5~36.9度)があったが、今日は36.1度

なので大丈夫のようだ。瑛九を見に行くまでに35.9度にしたい。

写真は日経新聞より




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