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2014年3月10日(月) 新連載・やっぱり春はアート鑑賞だな(2)
『KINGYO』と『千駄木空間』という小さなギャラリーに行ってきた。昨日は晴れて風
もなかったので、久しぶりに谷中と千駄木のギャラリーを巡った。
いわゆる『谷根千』地区は東京芸大も近いせいか、昔から絵具屋、額屋、筆屋と共にギ
ャラリーが集中している。バブルの頃に比べたらずいぶん減ったが、それでも小さな展
示スペースの店がかなりある。ギャラリーといっても展示作品の傾向にそれぞれ個性が
あり、見に行く所は限られてくる。
この地区の他のギャラリーと同じ様に『KINGYO』も『千駄木空間』も路地に面した地
味な場所にある。2店の作家の傾向はもちろん違うが、両方とも感覚的に合う個展が多
いので谷中に行くと必ず寄る。
『KINGYO』では中年女性(若いのかな?)がちょっと前衛的な平面作品と陶器作品を
並べていた、陶器に面白い作品があった。その中の食器類に欲しい作品があったが重い
のでやめ、現代アート風の小さな楊枝入れのようなのを2つ購入した。
『千駄木空間』も覗いたが、今回はちょっと趣味が違ったのですぐ失礼した。