思いつくまま、気の向くまま 文は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
センセー、いよいよ、アホ国民からの決別宣言を出しました。
時代は変わった
人間死ぬ場所は選べても、生まれる場所は選べない。
どうしても自分にとって受け入れられない場所に生まれたら、努力して同化する、じっと我
慢する、逃げ出す、の選択肢しかない。
選択肢に改革がぬけているという人がかならずいる。しかし、民主主義の下では多勢に無勢
の位置関係になるので異端者がなにを言ってもはじまらない。
今回の衆院選の結果を見て、日本という国がよくわかった。国家の根幹を思案するよりも目
先の問題で政権を選ぶということを。
前回の選挙で、民主党政権がダメだったから自民党政権を選んだのはわかる。しかし今回は、
自民政権下の2年間とこれからの日本を問う選挙であったのに前回と同じ過半数を超える議
席をあたえた。そこには自民党の得票48% 議席75%という小選挙区制の歪みはあるが、
この48パーセントの得票率を下げることをしなかった。この結果は、安倍政権を支持する
という日本人の総意であると認めるほかはない。
いやな国だと思っても民主政治を尊重する以上先にあげた三つの選択肢のどれかで生きてい
くしかない。とはいっても努力して同化するのはまっぴらだ。では逃げ出すかといってもい
まさら外国暮らしはできない。残るはじっと我慢する。そう、先は長くないのだ、もの言わ
ずにじっと我慢をして過ごそう。どうしても我慢ができないときは、外国にいるのだからと
自分を納得させよう。意図せぬ方に時代は変わったのだから。
12/16 サニーさんから感想
まったく同感です。今回はと期待しましたが、たまらなく虚しい。