サニーイズム 文とイラストはさぬがゆたか
「世俗的」イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だより。
ヒーローの死とアンチヒーローの困った元気さについて。
「この広い野原いっぱい」
日本列島を襲った先日の台風は伊豆大島などに大災害をもたらし、久々に
普通に屋根の下で平穏に暮らせることに有り難さを痛感させられた。
台風の後の夜空の雲は、まるで絵本にでも出てくるようなアンパン型で
おもわず照れてしまうくらいだった。
そして、その雲の合間にアンパンマンがビューッと飛んでいくみたいに
94歳になったやなせたかし氏が亡くなった。
自分が高校生の頃美術室で「やなせたかしって知ってる?」と
言い合いながら絵を眺めあったことがあった。その頃から
すでにあこがれの大人だったのに、またひとり空に舞い上がっち
まったよ。
そんな片鱗にでもなれればいいなと想いながら、自分の年齢なんてまだまだ
青臭いおっさんなんだろうと思わされた。お疲れさんでした。
たくさんのキャラクターで感動させてくれてありがとう。
そして、今に始まったことじゃないだろうに「完全にコントロール」発言から
何かのヒモが切れたように、毎週毎週雨が降ればあっちが漏れ、風が吹けば
こっちがと汚染水がダダ漏れのニュースがやはりたれ流しになりだした。
「ずっと内緒にしていこうな!」とみんなで決めていたのに、なんだよ安倍ちゃん
それ言っちゃだめだってのに、オオボラ貝持ち出し吹いちゃうんだからもう。
なら「みんなと渡れば恐くない赤信号」ってことにしますか。
そういう選択をした民も含め、本当に恥ずかしいポチの国になりだしました。
11/13 ykさんよりコメント
鋭い反原発イラスト同感です!