●連載
がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞いてみよう!

たえちゃん、おいしいものがテーマの集いもそりゃ行くんだす。



おいしいものフェア

地元放送局主催で、おいしいものフェアがあった。

三澤くんという愉快な、ちょっと怪しいお友達が、そのイベントに参加する会社の手伝

い(?)をするらしく、友達みんなに声を掛けていた。

面白そうだし、おいしいものが好きな私も、楽しそうだと思って行ってみた。


私たちが知っているのは、地元のコーヒー豆の卸の会社。

コーヒーの生豆を輸入して保管し、香ばしく焙煎して卸している会社である。私も見学

させてもらったことがあるが、温度や湿度を一定に保って、生豆をきちんと保管をして

いるというところが、日本でも珍しいのだそうだ。

ここの会社のコーヒーは、本当に美味しい。

イベント会場に行ってすぐ、その会社のブースがあったので「シャチョー♪」と「上野

さーん♪」と社長と店長さんに声を掛けた。お二人は、「よく来てくれたねー!」と言

って、美味しいコーヒーを試飲させてくれた。三澤くんはまだ到着していないとのこと

だった。

コーヒーをたっぷり頂いて、他のブースを見に行った。

私のお目当ては、東根市で最近力を入れている、お肉の代わりにお麩の入ったお好み焼

き「おこふ」と、蔵王地区がB級グルメとして力を入れている「蔵王ジンギスカンバー

ガー」である。

それから、友人のお店「正酒屋六根浄」さんの奥さんが土日限定で作っている、酒粕を

使ったお菓子やパン。ここの「六根浄クッキー」は、特に美味しい。


お目当てのものを手に入れて、そろそろ帰ろうと、またそのコーヒー会社のブースへ寄

った。「三澤くん、今着いたみたいだよ。」と言われたけど「特に会わなくてもいいや

(笑)帰りますね〜」と言って帰って来た。

そのイベントはすごく混雑するので、私たちは朝イチで行った。朝イチで行っても、も

のすごく人気のあるお菓子はすでに売り切れだった。

帰りはお昼少し前だったのだが、会場へ向かう車でやはり混雑していた。


おこふも蔵王ジンギスカンバーガーも、初めて食べたけれども、とっても美味しかった。


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