9/12のねこさん 文は田島薫
またまたダンディーとらさん
先々週から来てる茨城で、あいかわらずねこさん見てないんで、もう一ヶ月ぐらい前のさ
いたまでの話(ふるい!)。
ある晴れた日(あいまいだね〜)、自転車で食料の買い出しに行く途中、ねこよこちょう
入り口とその一本手前の路地を結ぶ少し広い道路に、どっかからダンディーとらさんが出
て来てこっちへ歩いて来る。私に気がつくと少し歩調をゆるめ、なにか考えてる模様。
やがて、私の方へ来る手前ですぐそばのアパートの前の駐車スペースの車のかげへ入った。
駐車スペースぬけて路地へ出て来るかも、ってそっち見てたんだけど、全然出て来ない。
や〜、かっくい〜ぼくは散歩する姿もかっくい〜んだね〜。だれか見ててくれたかなぼく
の後ろ姿。ぼか〜後ろ姿に自信あんだよね〜。って言ってると、あ、ぼくの後ろ姿をかっ
くい〜、って思ってた人だ。まずいな、きょうは前から遇っちゃった。これだと、急にユ
ーターンして元来た道を歩いて行かないと後ろ姿見せらんないし。かと言って、こっちの
路地の方どんどん歩いて行くと、あぶない犬やらんぼうな子供がいるもんで、すげ〜かっ
こわり〜ことになるかもしんないで、行けないんだよな〜。ま、それはだまってりゃ、わ
かんない、ってことで、とりあえず、こっちへ避難、じゃなくて休憩に寄った、ってこと
で、この人やり過ごそう。も〜、行ったかな〜、ま〜だかな〜。