●連載
がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
たえちゃんの風邪は症状も対処法も元気いっぱい(?)だす。
ひさびさのすごい風邪
先週はものすごい風邪をひいた。ここまでひどいのは久々だった。
ちょっと薄着かな、と思いながら寝たのがいけなかった。翌朝はノドが痛くなっていた。
ちょっと咳が出たけれど、のど飴なめて、まぁ大丈夫かな、と思いつつまた薄着で寝て
しまった。
その次の日、今度は鼻に来ていた。
もう鼻水がノンストップ&咳。ゲショゲショしていたので、マスクをしていた。熱もあ
った。風邪薬などで抑え込んで誤魔化してもいけないので、きちんと熱を出し切ること
した。週末だったので、もう寝込むことに決めて、スーパーに行って食料品を買いだめ
し、部屋着に着替えてあたたかくしていた。
それからがひどかった。
熱は37度くらいだったが、ぐっすり眠れなかった。鼻は詰まるわ、鼻水は出っ放しだわ、
ノドは痛いわ、口呼吸せざるを得ないわ、腹は減るわ、のどが渇くわ・・・
味がまったくしないので、美味しいのかなんだかもよく分からなかったけど、とにかく
食べて野菜ジュースやお水やお茶を飲みまくった。
本当は風邪のときにはあんまり食べない方が良いらしいのだけど、私の場合は思いっき
り食べて寝るというのが合っているらしい。
アロマオイルのハッカをティッシュに垂らして鼻栓をしたら、これが効くのだけれど、
ゲショゲショになって涙が出るし、鼻が痛くてあまり長時間入れてもいられない。
鼻のあたりの皮膚はとっくにヒリヒリしていた。ティッシュではもうイヤというほど鼻
をかんだので、「手鼻」という最終手段を使った。「手鼻」とは、洗面所で水を流しな
がら素手で鼻をかむことなのだ。
おまけに首から頭が痛いわ、肩や背中は痛くなるわで、横になってもいられなかった。
肩や背中が痛いので、マッサージクッションで激しく揉みほぐしたのだが、ラクになる
どころかそれがかえっていけなかったようで、痛みが倍増した。湿布を貼ったり薬を塗
ったりしたけど、もう苦しくてのたうちまわっていた。1時間に1回ずつ目が覚めて、朦
朧としていた。
熱いお風呂にちょこちょこ入って汗をかいたら、熱は下がった。2日くらい経ったら、
肩の痛みも嘘のように消えた。時が解決するとは、このことなのだ。