11/19のねこさん 文は田島薫
やまごえねこさん
先週は土曜が雨んなるようだったんで、前日の金曜日の昼前に自転車で食料買い出し
に出かけたんだけど、ねこよこちょう角の家にもねこさんいなくて、しょーがねーな
ー、って買い物して帰ってきたら、背中とらのねこさんがねこよこちょう右よこの家
の駐車スペースから出て来た。私の方向いてフン、って顔してから向こうへ歩いて行
こうとしたらちょうど向こうから小型のゴミ収集車がこっちへ来るとこだった。見る
と左手にはゴミの山がある。車がこっち来ちゃうと道路いっぱいで私も通り抜けでき
ない、収集車が少し向こうで一停止して運転手が私に今のうちに通り抜けるように手
招きしてる。収集車の後ろには別の車も2台ばかり渋滞してる模様。ねこさんの方見
ると、道路いっぱいの状況に道の方行くのあきらめたらしく、元来た駐車スペースに
もどり、となりの家としきるブロックへいをよじ登ってから、植木がいっぱいのとな
りの庭に飛び下りた。
さて、遅く起きた朝は近所の見回りからスタート、ってことにしようかな、おっと、
いきなりあやしいやつがこっち見てるな、ま、ぼくはあっちへ歩いて行く予定なんだ
から、ゆっくり見張りながら歩いて行って、もし、ヤバい場合はすぐにわきの家へよ
ける、ってことにしよう、いちおう、おまえなんか気にしないんだかんな、って顔を
してから、さて、あっちへ歩いて、行こうと思ったらなんだか向こうがいろんなもん
でいっぱいんなってるじゃねーの、こりゃいきなり、ヤバイ、ってことで、わきの家
へよけて、しょーがない、山越えで向こうへ歩いて行く、ってことになっちゃったか、
ま、これだと、体力は使うけど、ヤバさはあんまりないからいいな〜、っつっても、
これだと、見晴らしわるくて見回りんなんねーじゃねーの、おいおい。