10/22のねこさん 文は田島薫
のびのびわが家
先週末、自転車で食料の買い出しに行く途中、ねこよこちょう入口角の家の庭をのぞ
くと、テラスデッキの上がり階段を使う者にはじゃまになる上がり切った所にシック
(きょうから名前に昇格)が、長々と寝そべっていた。買い物から帰って来た時もの
ぞいてみたら、今度は少し顔を上げてたんだけど、まだ同じ場所に寝そべっていた。
や〜、も〜完全にぼくはここんちの奥さんと仲良し、つーことなんだね、毎朝エサは
出してくれるし、ぼくがこの広い台に寝てても、追っ払うなんてことは絶対しないし、
むしろ、ここで寝なさい、なんて、椅子を出してくれたりするんだから、もっとも、
椅子出してくれたのは一回きりだったんだけどね。や、ぼくが考えるに、ただでさえ
高くなってる台の上にまた椅子の上だと、ひっくりかえった時あぶない、って心配し
てくれたんだね〜、や〜、わり〜ねわり〜ね、心配してもらえる、ってうれし〜ね〜、
だから、きょうは、この階段の近くに寝そべって、寝返り打ったら下おっこっちゃう、
って心配してもらおうかな、ん〜、ぼくはも〜夢の中、体が転がっちゃうかも〜です
よ〜、はやく来ないと奥さん、来ないね〜、まだかな〜、お〜い、奥さ〜ん。