6/24ののらねこ 文は田島薫
きょうは一件寄ってからのユーシロセンセイよりおそい出勤だったが、ドアの横のスペースに、もう若白が寝そべっていた。で、こっちを見て
すこしびくっと身構えるが逃げない。
若白は先週から、毎日来てかなり長い時間をベランダで、じっとしたり、
昼寝したりして過ごして行くようになったのだ。
ほんとは、エサのそばにひとりのお客さんだけがんばってるのは、他のお客さんが来にくくなったり、けんかが起こったりするので、
だめなんだけど、さいわい若白は気が弱く、ほかのねこが来ると逃げたり、
ものかげに隠れたりするので、あまり問題ない。
その性格を カラスは読んだらしく、彼の寝てるそばで平気で エサをつついている。
だもんで、 エサの減りがはやく2回ぐらい足してやった。今度は私の性格がカラスに読まれてしまうかも知れない。
仲間のカラスさんが大勢来るようになりそうなら、わるいけど会員制です、と言おう。