2/16のしゅちょう
     文は田島薫

戦争を止める方法、について 195


破壊つくされたガザを見ると、イスラエルのネタニヤフ首相の

自民族の都合優先他民族否定の傲慢さに呆れてしまうんだけど、

それが軍事力で強引に達成できるということだと、いつまで経

っても軍事力を拡大することが自分らのためだ、って信じる政

治家は絶えないかもしれないわけで、現在の世界各地で起きて

る戦闘はそれを証明してるかのように見える。

ウクライナでも、ロシアのプ−チン大統領が、ウクライナのネ

オナチ化がロシアへの侵略を起こす可能性があるからそれを防

ぐために正当な軍事侵攻をして、ウクライナやそこに住むロシ

ア人をそれから解放してあげてるのだ、って主張してる。

その言葉だけ見聞きすれば、それも一理あるかも、って呑気な

感想をもつ者もいるかもしれないんだけど、現実には、軍事侵

攻すれば、双方の人々が死ぬことになる、ってことを忘れては

ならないのだし、その現場でその被害に合った者たちは、身を

持ってその悲惨さや空しさを実感してるはずなのに、そういっ

た戦闘を気軽に始めても懲りないリーダーたちは、そういった

自分の身への切実な危機感が大抵不要なのが問題なのだ。

当たり前のことである、人1人の命は一回きりのもので、無く

したらそこでお終い、ってことを忘れてはいけないのだ。

早い話が、プ−チン大統領がウクライナの土地をロシアに併合

する軍事作戦を、戦闘に参加しない国民は、それもわるくない、

って考えるかもしれないんだけど、もしあなたが不本意に徴兵

されて前線に送られ戦死した若者やその家族だったとしたら、

それらの命が失われない条件なら、ウクライナの土地をそのま

まにしておいても支障ない、と感じないだろうか。

ウクライナの方だって、ゼレンスキー大統領が、侵略をしてき

たロシアから祖国を守るのが国民の努めだ、って言って若者を

強制的に徴兵して、前線で戦死した者やその家族がもしあなた

のだったら、それらの命が失われない条件なら、住んでる土地

をロシアに併合されても支障ない、と感じないだろうか。

ネタニヤフ首相の場合はなにも感じてないようだけど、プ−チ

ン大統領は、ロシアの社会主義体制は、ウクライナが求める西

側の自由主義体制より人道的だと信じてるのだ多分。

双方かどちらかが戦闘を始めるような動きを見せれば、双方で

敵視の悪循環が始まるのだから、双方が常に同じ人間の命や敬

意を優先する意識を持つことが世界平和実現の第一歩の必須項

目なのだけど、それを忘れてる政治家ばかりが目につく昨今、

われわれも気をしっかり持とう。





戻る