4/8のしゅちょう
            文は田島薫

戦争を止める方法、について 100


自分の身は安全を確保しておいて、国民に戦闘参加を強制してるウ

クライナのゼレンスキー大統領は、祖国を守るための戦いのリーダ

ーとして英雄視される程の扱いで人々は評価してる風潮が見えるし、

米国をはじめ西側諸国も軍事援助し続けてるんだけど、ロシア側の

プ−チン大統領の方も、祖国の存続を脅かしてるウクライナの政権

を倒す祖国防衛の戦争だ、と主張してるのを、ロシア国民の大部分

は支持してるようで、戦争はいつまでも続いてる。

西側の立場にいるわれわれもは、プ−チン大統領の軍事侵攻が正義

に反する行動だ、って認識でほぼ一致して消極的でも、ウクライナ

の反撃を支持してる模様なんだけど、戦争が長引くほどにウクライ

ナ各地の市街や住宅は破壊されるは民間人の犠牲も続くはしてるし、

多くの兵士の死だって、それぞれの家族がいるのだし、ウクライナ

側だけでなく、ロシア側の兵士だって同じく愛する家族がいるのに

死に続けてる、って情況を、どちらの正義が正当だ、って言ったり、

戦いぬかなくちゃいけないのだ、なんて言って戦争継続を支持する

のは馬鹿げた無責任そのものなのだ。

ガザ地区ではパレスチナ人たちがイスラエルのネタニアフ首相の指

揮のもと虐殺され続けてるのを、米国のバイデン大統領は何ヶ月も

手を打たずに、支持したまま、おてやわらかに、ぐらいの苦言して

済ましてる間に3万3千のパレスチナ人が殺され、それ以上の人々

が飢餓や戦闘での死の危険にあるのを、数日前に、150万の避難民

がいるラファへの軍事攻撃をしたら、軍事支援を停止するかも、っ

て脅しをかけたんだけど、まだまだ甘い対処だろう。

ウクライナでのロシアの侵攻を非道だ、って非難してる米国バイデ

ン大統領はガザに軍事侵攻してるイスラエルに、祖国防衛を支持す

る、などと言ってずっと軍事支援してたのだから、立場が変われば

正義は簡単に逆転するのであって、そんなきれいごとのスローガン

は元々ナンセンスなものなのだ。一番優先すべきは、今現在行われ

てる双方の破壊殺戮合戦を止めることなのだ。

安全な場所にいるリーダーや部外者は気楽に、そんなことは非現実

的だ、なんて言うんだろうけど、和平交渉はなんでもいいからまず

停戦してからやるべきなのだ。




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