2/13のしゅちょう
            文は田島薫

戦争を止める方法、について 92


ネタニヤフ首相のイスラエル軍はガザ地区北部に攻撃をかけるから

南部に移動避難するように宣告を受けた百何十万人のガザ住民がそ

に通りにしたのに、難民テントで生活物資の不足する厳しい生活を

強いられているところへ、今度は南部のラファに攻撃をするから、

北へ逃げろと突然宣告され、逃げ遅れた住民数10名が犠牲になる

中、2名のイスラエル人質の解放を誇るネタニヤフ首相。

それで、ラファへの攻撃は終わったわけではなく、今後もさらに1

ヶ月は続くだろうと平然としている。

この自分の国民の方とパレスチナ国民の命の重さへの比重の違いに

ついての無頓着は戦闘当初から始まって、きっかけの1200名の自

国民への被害に対し、すでにその20数倍の報復をしてて、その数

は今後も増え続けて行くけどそれもハマスのせん滅のためで、イス

ラエル国民じゃないパレスチナ国民の犠牲だからいいのだ、って言

ってるのと同じなのだ。

その軍事行動について、ネタニヤフ首相が主張する正当性は、不条

理不公正なデタラメと言えるものなのに、米国を始めわが国を含め

た西側諸国の主脳たちは傍観しながらも集まって、それはいかん、

などと決議しても、攻撃をやめさせることができてない。

ネタニヤフ首相の非人的作戦によって、連日多くのパレスチナの一

般住民が死んだり手足を無くしたりしてるし、イスラエル兵士だっ

て少数でも不名誉に死んで行くのは空しいことだろう。

ガザでのイスラエルの一方的な住民や住宅への大量破壊攻撃はジェ

ノサイドなんだから、一刻も早く止めなければいけないのだ。

ウクライナとロシアの方も、双方のリーダーは呑気に勝利するまで

戦い続けるって言ってる間に、双方がクラスター弾などの非人道兵

器で双方の兵士を殺したり障害者にし続けることに正義なのないの

だから、こっちも一刻も早く止めなければいけないのだ。

ここで、戦争を止める方法というのは、結局、双方が全力で和平交

渉することなんだから世界のリーダーは軍事支援はやめて、全力で

和平交渉のための支援することなのだ。




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