よよいのよん
            文はよん

バイアスおばさんが怒った


友人が初冬の花火大会に10階にある自宅に招いてくれた。ベランダから

見る花火は少し遠くにカラフルだったり、白で豪華な感じの花火とかひ

さしぶりに楽しむことができた。


2時間ほどで終わり雑談が始まり、ウクライナの戦争のことを誰かが口

にした時、私が「プーチンとぜレンスキーが二人だけで戦えばいい」と

言った。1秒だって早く戦争の犠牲者をゼロに、実り多い大地をダメに

してしまう戦争を止めるため二人だけで決着をつければいい。なかば本

気で言うと「あなたに何がわかるって言うのよ!ウクライナは侵略され

たのよ!私はぜレンスキーを偉いと思うわ!私なりのやり方でウクライ

ナにメールを出したり、ウクライナの人たちのコンサートがあればチケ

ットも買うし、本当にそんなことしかできなけど」と言って怒り出した

「そう言うことを簡単に口にするなんて!本当に呆れた納得行く活動も

してないでよくそんなことが言える、あーびっくりしたわ!そんなこと

言うんだったら、あなたがプーチンの所に行って納得させることができ

たら認めてあげてもいいわ!何もしないでコタツにぬくぬくとしながら

そんなメルヘンみたいなこと言うんじゃないわよ!!」私が「行く前に

殺されちゃう」と言った。あーあ。「こうしている間にも人がたくさん

死んで、国のためにって戦って亡くなっていった兵士の家族がいるじゃ

ないですか!残った家族はこの先ずーっとお互いに憎み合うんですよ!」

と言うと「当たり前じゃない!私たちだって(2対1…1が私…)そう思

っているわよ!」…なんか変…私に「自分のうちに泥棒が入って刃物を

持っていたらどうするのよ!どうするの?」…なんか変…


年上の友人の一人が言った「ものを言う時は考えてね」と静かに言った

「そうよ!静かにグサッとなる事を言って!凄いわね」とたくさん意見

を言った年上の友人が言った。そうか…私は多少皮肉を込めて、正義の

熱血漢に意見を言う時は思慮深くしなくては!心の中で思った、それに

年を取ってからの興奮は心臓に良くないし…

あーせっかくの花火大会、穏やかな集まりだったらよかったのに…


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