10/2のねこさん       文は田島薫

うっしーおね〜さんを待つ


ねこさんたちがよくおじゃましてる向かいのアパートの自転車置き場

の屋根、パネやバットはよくそばの窓やベランダに出て来るきれいな

おね〜さんになでてもらったりしてて、たまに少し離れたとこからそ

れを見てるうっしーがいてそれが、そこへ割って入って行くことがあ

ると、みんな警戒してニケだと大騒ぎするし、バットだと小騒ぎし、

パネは静かに退散したりして、おね〜さんもうっしーには冷たいのに、

だれもいないきのうの午後、こりずにうっしーが寝転んでいる。


いやいや、ここでこ〜、寝転んでると、おね〜さんが出てきてなでた

りおやつくれたりすることんなってるのに、おいらが来ると、そ〜ゆ

〜ことが起きないのはなぜなんだ?ま、おね〜さんは、おいらが来た

時に限って用事で出かけてるのかもしんないね。でも、きょうはさっ

きいるのを見たからきっと出て来てくれるよね、ま〜、しばらく寝て

れば、寝てるとこに、あら、かーいーねこさんがこんなところに、も

しもし、そろそろ起きたら?、おやつあげますよ、って、軽くおいら

のことをゆするに違いないね…、さて、だいぶ寝たみたいだけど、ゆ

すらないね〜、おね〜さんも寝てるのかもね、お〜い


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