12/5のねこさん 文は田島薫
うっしーの舞踏
先週の中ごろ、2階の居間にいると、家人がうっしーが庭に来てる、
って言うんで窓から見ると、庭の端っこの道路際にパネとバットが
並んで庭の中央を見てて、家寄りの中央にはうっしーが超スローモ
ーションで歩く足を空中で止めてから、またゆっくり地面に下ろし
たりしてて、ニケは2階のベランダの冊の間からそれを見ている。
だれもいないと思ってあいつらのごはんがあるここへ入ってみたん
だけど、どうも、だれかに見られてる気がするんで、あっち見てみ
たら、あいつらの2人がこっち見てるじゃんか、こっちの上じゃ、
いつもからんでくるあいつも見てるし、まいったね〜、あいつらと
ケンカしてもおいらの方が強いんだから、こらっ、見てんじゃねー、
って言ってみてもい〜んだけど、ふつーに考えたらおいらの方があ
いつらの場所に入り込んでるわけだし、じゃ、すんません、ってあ
やまるのもかっくわりーんで、ここは目立たないよ〜に外へ出て行
くのがい〜ね、急ぐのもかっくわりーし。