1/24のねこさん       文は田島薫

よそものくろ出されたごはん食う


きのうの午後だったか、わが家にいついたねこさんたちがだいぶ陽の差し

た庭に出て、おやつ後のくつろいだ時間過ごしてる時、いつもひとり行動

のむんらしいのが向いのアパートの自転車置き場の奥の暗がりにいるんで、

近くへ行ってよく見てみると、むんじゃなくてよそものくろだった。

なんとなく庭の方見て困ったような顔してるんで、多分腹減ってるんだろ

うと、カリカリごはんを持ってってやると、ちょっと私から離れてじっと

してるんで庭に戻ってからまた見てるとゆっくり食いはじめた。


あっち行ってあいつらのごはんの残りをいただこ〜、って思ってたのにあ

いつらが通り道にいるし、さわがれるとめんど〜だから、あいつらがどっ

か行くのを待ってんだけどなかなか行かないね〜、お、そこのうちの人が

こっち来るね〜、お、手にごはん持ってんのか?それを、そこに置いて、

え?食え、って?おいおい、い〜人だね〜、好きなタイプだね〜、じゃ、

いただくことにすっかな〜、いんだよね?やっぱ、い〜みたいだね。


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