●新連載
よよいのよん
            文はよん

静かな少年


ニャンコにご飯をやっていると見慣れない男の子がいたのでニャン

コ達の名前を教えてついでにいつもどうり初対面の子どもに自己紹

介する事にしているのでそうした。

にこりともしない少年は自分の名前を言ってニャンコ達を撫でたり

していた。ご飯のカップを持って行ってと頼むと黙って持っていき

食べ終わったみたいだったら持って来てね、と頼むと黙って持って

来てカップを私の方に差し出した。お礼を言って受け取った、近く

に住んでいると言っていた。しばらくすると「さようなら」と言っ

て帰って行った。言葉の省力化もいいことだ。


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