11/1のねこさん       文は田島薫

はらぺこむん


わが家は、ねこさんたちに朝と晩のごはんの他にオヤツをやってっる上

に、時々いろいろな人たちが来ては道路際でおやつをやってるんで、い

つも容器にごはんが残ってる状態が続いてて、ねこさんたちもごはんの

選り好みをしたりするようになったんで、ごはんは食い切るだけの量に

減らすことにしたら、ごはんの時間にはみんなガツガツ食うようになっ

たし、容器がほぼ空っぽになるようになった。きのうの夕方、めったに

ベランダに上がって来ないむんが上がって来たんで見てたら、ベランダ

に置いてた容器に残ってたごはんを夢中で食い続けてた。


腹へったー、ごはん入ってたこれも空っぽだし、あ、そだ、上のあいつ

らが寝たりしてるとこにはごはんあったかもね、行ってみよー、あいつ

らがいてもかまやしない、お、あったあった、ひとりいたけどどーせも

ー食いたくないから残ってるんだろ〜からだいじょぶ、ん〜ん、腹へっ

てっとなんでもうんまいね〜、食がすすむね〜、ってしゃべってると食

えないから心でしゃべりながら食ってる、ってわけなんだよね。


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