シリーズ 老いの賜物 その8
民主主義があぶない?
先日、学生時代の友人から電話がかかってきた。
しばらく近況報告や思い出話をしていたが、「ところで…選挙のことなんだけど…」と
きりだした
(きた!)と私は思った。彼は昔から筋金入りの反体制派でそして平和主義者。
安保反対闘争の時代から憲法九条を守る会まで一貫して信念を貫き、しかも常に行動を
起こしている。
今度の選挙に危機感を抱いている、とその友人はいう。
忖度する議員や役人に囲まれ、独裁的に振る舞う安倍政権。
長期的展望もなくただ右往左往の野党。
無関心と棄権という名の権利を謳歌する有権者。
メディアの予想では投票率は最低を記録するだろう、といっている。
これでは民主主義があぶない。
今月21日は参院選だ。
政治や世の中の制度に不満があるのに、「政治に興味がない」「もう、自民党にきまっ
ているようなものだから行ってもしょうがない」「入れたい人がいない」「忙しい」な
どと言って選挙に行かないひとが増えている。
これでは「一般国民の意思を平等にじゅうぶんに反映させる制度」である民主主義はど
うなる?
この歳になると我々は知っている、
政治家というものは権力を握るとすぐ独走を始める。特に長期に渡る政権は。
だから国民は監視を劣ってはならないのである。
右寄りでも左寄りでも、権力を握った時の政権を、私たちは常に批判し疑うことをやめ
てはならない。 |