グレのちょっとさいそく
家人と週一の大（中）掃除してる土曜の昼ちょい前、私が自転車やポスト拭こうと玄関
に出たら、ちょうどグレがわが家のアプローチへ入って来たところだった。グレ私を見
て少しにゃ〜にゃ〜言ってから立ち止まってこっちを見てるんで、私もしばらくグレを
見てから、近づこうとしたら、さっと逃げて少し離れたところで立ち止まってまたこっ
ち見てるんで、ごはんの袋を見せて、食うのか？って言ってから容器に入れてやってる
とこっちへどんどん歩いて来て自転車の下をくぐって容器のそばまで来た。ごはんの方
に寄せてきた鼻先をツンツン、って軽くたたいてみたら、気持がごはんに行ってるせい
か、あんまり気にしてない様子。食い始めたグレの上の自転車の掃除を静かに始めてみ
たら、ちょっと気にしながらも平気なふりして食い続けてる。
さて、コバラすいたし、またごはんもらおーかな、オーイ、って呼ぼうと思ったら、は
やくも出て来たね〜、出て来たけどいつものやさし〜あの人じゃない方だ、どーすっか
ね、え〜と、あのね、ごはん、ちょーだい、もしできたら、おっと、こっちへ来っか、
やばいっ、つってあんまり逃げすぎると感じわるく思われちゃうから、ここらで止まっ
て、先方の出方を見てることにすっかね、お、ごはん見せてるよ、い〜ねい〜ね、い〜
人なんだよね、前から好きだったんだこの人、つって、でも、そば行っても、つかまえ
られないよーに、こっちの狭い方をくぐって、ごはんに近づく。さ〜、食っちゃおー、
おっと、鼻さわられちゃったけど、ここで逃げちゃうと感じわるく思われちゃうから気
にしないよーに食って、と、上がなんだかせわしないね〜、でも気にしないそぶり、い
やいや、ただ、ごはん食うだけなのに気〜つかうもんなんだよね。 |