ゴールデンウィークは長野で宴会
ゴールデンウィーク前半は長野で友人たちと落ち合い、そばやで一杯、って企画を中
心に気持ちの準備してたところ(そんな大げさなこたないか)、明日出発、落ち合う
約束の日をその翌日に控えた月曜に、ごりりん夫妻からキャンセルの電話があった。
家のリフォ−ム中で家を空けられなくなったそうだった。ドタキャンはいかんっ、っ
て一言文句をメールにもしといたんだけど、もともと、ととなま夫妻が長野の方へ旅
行するついでにわれわれも長野行くタイミングだったために、そんなら、ヒマそうな
ごりりん夫妻も呼ぶか、って流れだったんで、思わず話に乗ったごりりん、よく考え
てみたら、それほどヒマじゃなかった、ってことなんだろう。
火曜の午後長野に着いた私と家人は、その夜の7時ごろわれわれの宿泊場所である、
家人の両親のいたアパートへ来て泊まる予定のととなま夫妻の分もいっしょに、駅近
くのスーパーで石狩鍋の材料を買いこんで早めに帰り、風呂をわかし入った。
鍋の仕込みもほぼ終り、家人が風味が変に感じるしょうゆの買い替えに、歩いて5〜
6分の最寄り駅そばのコンビニに出かけた間に、予定より1時間近く早くととなまか
ら電話があり、どうも駅に着いてから道を裏に大回りしたようで焦ってる模様。
夫妻も順次ひと風呂浴びてから、乾杯。当初予定だと翌日がそばや飲み会で、当夜の
酒宴は少々にするつもりだったんだけど、その必要がなくなったんで、ビールととと
なま持参の酒を飲みたいだけ飲んだ。とはいっても、昔にくらべととなまも私も自然
に酒量は減り、すぐに酔って、ばか話で大笑いしたり、うとうとしたり。
翌朝は早起きのととなま夫妻に卵納豆と味噌汁食わせ、われわれはいつも通り、ヨー
グルトとバナナで朝食。11時半ごろみんなで出るころはけっこう雨降り、電車で善光
寺下まで行き、歩いて善光寺の門前をぬけ、酒宴予定地にしてた近くの老舗そばやに
入った。初めて入った店内は、けっこう風情があり思ってたよりも広かった。
天ざるや更級そばを注文。メニューがそばと天ぷらぐらいしかないんで、もし、予定
通りみんなでここで酒宴したとしたら、って想像してみたら、外は雨だし、あまりお
もしろくなかったかもな〜?って、少し昨日の酒が残る体で考えてみて、ごりりん夫
妻のキャンセルも正解だったかもしれない、ってなんだか納得。
雨も上がった善光寺から続くなだらかな坂の途中で、家人はお香やに入りたいけど、
これから京都へ向かう、ってととなま夫妻を、家人は駅まで送ってからまた戻って来
るつもりのようだったんだけど、それもなんだ、ってことでそこで別れた。
その後、絨毯やでイランの遊牧民の織った絨毯の展示観て、なんだかパウル・クレ−
の雰囲気そっくりな素朴な美しさに感心。店主が熱心に宣伝してくれたんだけど、1
枚100万円ほどするそれをわれわれが買うイメージが私はわかなかった。ところが家
人はそれもあっていいんじゃないか、って思ったらしいからびっくり。
翌日はブランチ後、3つとなりの駅のホームにいる家人の父親を慰問。1時間半ほど楽
しく交流してから駅に戻り、そこから2〜30分ほどの小布施へ行き、いろんな店を観
て回り、和紙とアップルパイと酒を買い、栗アイスを買って、店前の樹木のあるオー
プンチェアで家人はそれを食い、私は酒をちょい飲みしてから帰った。 |