大変な世界となんでもない日々
土曜日、私の役割である食料の買い出しに、めずらしく家人もつきあう、って言うんで、
ブランチの後、いつもの小さなマーケットへ自転車に分乗して出かけた。
いつものように大量の野菜や魚などを買い込むつもりだったのが、魚はそこそこあったも
のの以前にくらべるとシャケの切り身が小ぶりになってるし大根も牛乳も売り切れてるし、
キャベツも大きめのソフトボールぐらいのせこいのが150円だし、気をとりなおして、買
えるもんは買ってレジ行くと、今月いっぱいで閉店ふた駅離れた場所に移転、ってはり紙
があった。いい品が安くて気に入り十数年間通った店も、経営する側のがんばりに支えら
れてて、苦しさがだんだん限界まで来た、ってことだったのかもしれない、いやいやどう
もご苦労さんでした。
昔、沢山無農薬野菜の店ができ、私も共感してたもんで、都内の事務所やさいたまの自宅
近くのそういった店を利用してたことがあったんだけど、けっきょくどこの店も数年する
と閉店してしまったことを思い出した。続いてたとしても私の方も高い価格の野菜なんか
を買い続けることはできなかったんだろうけど。
行くと、元気に声だしてる従業員やあいさつをしてくれるんでこっちもあいさつを返す主
人やおばさんとも、もうつきあうことはなくなる、と思うとちょっとさびしい気もするん
だけど、都内の事務所のそばの八百屋や酒屋の人ともそんな別れ(大げさだけど)をした
後、5年も経ってるのに、一度も事務所跡へ帰ったことのない私は後ろはふり返らない前
向きな性格なのだ。
テレビでは、アルジェリアでイスラム過激派武装勢力による人質がアルジェリア政府の強
硬攻撃によって日本人労働者も10人殺されたニュースが連日流れ、安倍首相がテロ組織を
許さない、ってようなコメントつけたり、のんきなニュースバラエティ司会者が、アルジ
ェリア政府の妥協しない攻撃はしかたがなかった、ってだれかが言ってたなどと、余計な
コメントを追加してたけど、はたしてその通りなんだろうか、けっきょく人質を直接殺し
たことになるのは人質の命を奪うことは目的にしてないテロ組織ではなく、それを助ける
べく万全の手をつくすべきだった側なんだし、人は他人の命だと、こういうような勝手な
コメントを気楽に言えるもんなのだ。
午後もテレビ見て新聞読み、そして前向きな性格の私は、ロックンローラーめざして数十
年続いてるギターの練習にはげんだのだった(ただのばかおやじじゃねーか)。 |