●新連載
クーニーズ 文はえんどうくにこ
世間の荒波を凛々しく乗り越えて来たベテランOLエンドーが
世間の矛盾、不正?を次々あばいて行きます!…多分。
今回は、病院はもっとちゃんとやれっ、って話。
高熱で立腹
季節はずれのインフルエンザ?にかかってしまった
社会人になって初めて一週間も会社を休んでしまった。それも風邪で。
こじらせた風邪がもとで9度3分という高熱から一日一度ずつり、熱が下がるという長期戦。
さて突然の高熱でやられていた気管支炎が悪化して声がほとんどでなくなった状態で
私は主治医(かかった医者)に頓服(解熱剤)をもらおうと、やっとの思い出電話をかけた。
『今日午前中に診ていただいた○○△△ですが、急に9度の高熱が出たのですが』
『えっ、よく聞こえないんですが』『声がでないんですヨ』『」はぁ、ご本人様ですか?』
『ハイ、なんなら家族に代わりますか?』『はっきり聞こえませんけど、やはりご本人でな
ければ・・あのぉ、『少々お待ちください。
カルテ持って参りますので』〜約40秒〜『えぇ〜と、○○△△様ですね、おそれいります
が、生年月日とお電話番号いただけますか?』『昭和○○年○月○日、電話はXXX−XX
XX』『よく聞き取れませんけどご本人様ですね。先生に代わります』〜60秒〜『もしも
し、どうしました?』声が出ないというのに、また最初から症状を説明するはめになる・・
・・いやぁ〜、個人情報保護法云々はわかりますけど、このときばかりは、さすがに腹がた
った。
病院は瀕死の状態の患者にも、こんな本人確認をするのか?
いまや、銀行をはじめ、旅の友の会に至るまで、個人情報に関しては過剰なまでピリピリし
ている。
さて、担当医師と話はじめると、どうも話が噛まないのである。
『ご主人に、お薬渡しましたが』『違います。肺のレントゲン撮った○○です!』『アッ、気
管支炎の方、で、どうしたの、その声は』『突然9度3分の熱が出たんですよ!』『そりゃ、
大変だ。どなたか家族の方これます?頓服だしますから』
つまりである、電話に出たあの看護士が、ご丁寧な本人確認をしたにも係わらず、カルテを
間違えたのだ。
個人情報の管理がなっとらん!!
そのとき私の体温は9度5分まで上がっていたのである・・・