●新連載
クーニーズ 文はえんどうくにこ
世間の荒波を凛々しく乗り越えて来たベテランOLエンドーが
世間の矛盾、不正?を次々あばいて行きます!…多分。
今回は、円満退社ってことにについてのちょっとした考察。
円満退社について
今や、はやらないし非日常的ではなくなってしまったが、“円満退社”なんて本当にあり得るのだろうか?
女性の場合、結婚か出産の例が典型的な“円満退社”である。
辞める理由で一番ポピュラーなのが“家庭の事情”であるが、単身者・独身者
の場合でも近頃は一般的である。
退職願=退職届には“一身上の都合により」”で済まされてしまうので問題は
ない。
自分の転職暦や周囲の退職者を振り返って、実際8割が人間関係・職場環境等
に不満・疑問をいだいての辞職である。
自分に見切りをつけるのか、職場に見切りをつけるのかはさておいて、個人的
なわがままは勿論のこと、
我慢の限界に達して辞職を決意するのである。
何の存在感もアピールできず、『定年までのつなぎと目をつぶってあげてくだ
さい』と暗黙の了解?をされている職場であっても、当の本人が何の意識もな
ければ、きっと最終的に“円満退社”でゴールイン!
忍耐とかマイペースとかの次元ではなく、もはや悟りの境地であるとしか私に
は考えられない。
完璧なサラリーマンになることは私には全く不可能である。
実は今、現職場に現職種に飽き飽きして、悶々としているところ。“円満退社”
を狙っているのに!?
なのに私の隣の隣のおじ様は、あと5年間のお勤めをとせっせと真面目に毎日
をそつなく精進されているのでございます。